前回より、中国の陳さんが買い付けで来店され、出店者も特需にわいている。この不景気の中にありがたいことである。利は少なくても、「買ってくれる人がいるうちに売っておいたら」と周りは言っている。しかし、私の体は完全には程遠い。現在、『とこやみせ集団』はたくさんの人で構成している。私が一歩後ろに引けば・・・と思っていたが、やはりこの集団を引っ張るのは私しかいない。70歳を前にして、もう一度、逃げずに「とことんやろうか」という気になってきた。当面、「疲れた」という言葉は禁句とし、ガムシャラにみんなを引っ張てみる。先のことは考えない。 今、遅きにしたりだが、もう昔の骨董の時代は終了した感が、ただし、一般の人対象ということだが・・・。 開店前も熱心な方々が玄関前に並んでくれている。開店と同時にガ〜と入ってくるが、出るのも速く5分後にはいない。古い品を手に取ってみようともしない。少し前までは考えられないことである。 当店でも大変お世話になった社長さん方々が、この世界から卒業である。奥様曰く、「この不景気な時に、はよ処分してしまい。」この言葉にに促されて買うどころが、売りたいようである。又、その息子さんも興味はない。今、当地方の若手らが、中国地方のイベントに参加している。よく売れているようである。しかし、出店者の中に誰一人、古物、骨董などで出店している人はいないようである。時代の流れといったら、それまでだが、一般大衆は少し古ければそれでいいのである。これからは弱小球団の戦いも変わってこよう。 当店もそういう何でもありあり、俗にいうフリマ売り場の拡大が続いている。店頭担当の女社長さんは大忙し。それに加えて陳さん等の大口も参戦。店内は負けてしまいそうである。女社長曰く、「お父さんは静かに座敷で座っていてくれたら、かまんけん。」私の出番もそういう意味では縮小傾向にある。 こういう業界も全て変わりつつある。市場も中国人だらけ。品も変わりつつある。時代を先取りした対応が求められている。こういう時だからこそ『武田』の出番なのかもしれない。同じこと、同じ対応では生き残れない時代がそこまで来ているのである。 PS.とこやみせ本店の営業変更について 6月は予定通り、第2日曜日11日と、第4日曜日25日、朝8時〜午後2時まで、本店営業します。 6月、7月、8月の3ヶ月、松山・東温市のクールスモールのフリーマーケット会場がサーカス公演のため、場所が使えず休止。その間フリマ出店をできなくなる方が多いようなので、とこやみせグループも多少の貢献をさせていただきます。 7月と8月の本店営業を休止。とこやみせ支店と合体し、フリマ市場を開放します。サイズ2.5m×3m車乗り入れ販売。営業時間は朝8時〜午後2時まで。 7月 第2日曜・9日と第4日曜・23日 第5会場 8月 第2日曜・13日と第3日曜・27日 第5会場 ※レギュラー組を含めて参加自由、強制ではありません。 上記に加えて第1土日・第3土日は、すでに第5会場でフリーマーケットを行っていますが、ここにも参加OKです。ただし、初めての方は、店主武田と5分間の面接あります。 出店料は2.5m×3mで1000円。それ以上広くなると、駐車場が狭くなることもあり、料金が少し上がります。 よって、7月と8月は、第1土日、第3土日は従来通り、プラス第2日曜、第4日曜が加わります。 また、9月からは、本店と支店が分離し、本店の方は開けます。 詳しく武田まで。 令和5年6月 とこやみせ 武田 |