平成から令和へちょうどその時に、この原稿を書いている。令和への移行を契機に、それぞれの分野で商魂たくましい商戦が始まっている。我々の業界は何をするのか? 4月29日に今治市玉川町で2つのフリーマーケット・バザーがあって、暇なので久しぶりに見に行った。『玉川の三角地帯』は車中から、『玉川Aコープ裏のピカソ市』は、歩いて見て回った。 三角地帯の方は飲食ばかりで、これはこれで、その方向に行くのだろうが、ちょっと私の目指す催しではなかった。ウ〜ン、袋を下げている人がいない。 一方、ピカソ市はどうだ。とこやみせ関連の人たちが7店舗。これがなくなると『市』が成り立たたない現状。よく見ていると、他店にはないものが売れている。例えば、刃物等である。他の人が持っていないものが売れる。当たり前だが、当店のメンバーは品揃えがユニーク。よく考えていると思う。 これからは、「何でもよかろう」という時代は終わりつつあり、とこやみせなどの『安い』は要注意ワードと、ひしひし感じた。見た目にも、お客様がサイフを締めつつある。今後もより、他店より安く、いい品を提供するしかないだろう。これは、私が以前勤めていた会社のキャッチコピーだ。会社本体はあまり元気がなさそうなので、頑張って欲しいものである。 天気は、寒かったり、暑かったりだが、気候と共に『初出し』も出ている。とこやみせにとって、初出しは生命線なので、無理せず頑張りたい。 というのも、先日の整理で入った家で、後ろ向きにパッタリと倒れてしまった。66歳になったとはいえ、軟弱になった足腰。「ウ〜ン」と言ったきり、動けなかった。今は、ほぼ元に戻った。下が土間でラッキー。まだ少しはツキが残っているのか。空いた時間には歩いて足腰を鍛えよう。昔、野球をやっていた見る影もない。私の孫も野球をやっているが、身のこなしも軽やか、なかなかのものである。「じぃじ、何しよんで」と言われる前に健康管理も全力投球。 朝倉の当地も、新緑に囲まれて緑がまぶしいです。わずか月に4日間の営業ですが、『卸し』なので、プロ・アマ歓迎しています。 また、グーグルマップの方で、バッチリ場所が分かるようになりましたので、ご検索ください。 令和元年5月 とこやみせ店主 武田 睦生 |